お盆の帰省前に見ておきたい車の点検ポイント|福山市の大目商店が解説
もうすぐお盆の帰省シーズンです。普段は近所の買い物にしか使わない車で、久しぶりに高速道路を長時間走る——実はこれが夏の路上トラブルが増える最大の要因です。お盆の時期は1年でもっとも路上トラブルの件数がピークを迎えます。しかも渋滞中や高速道路上で止まってしまうと、家族の予定が丸ごと崩れてしまいます。出発前の15分でできる点検で防げるトラブルがほとんどですので、ぜひご確認ください。
なぜお盆に車のトラブルが増えるのか
お盆の時期に路上トラブルが集中するのには、いくつかの条件が重なっています。
まず猛暑という過酷な環境です。真夏の炎天下では路面温度が50℃を超えることもあり、タイヤ・バッテリー・エンジンすべてに大きな負担がかかります。加えて渋滞での長時間のアイドリングがあります。エアコンをかけ続けながら低速走行や停止を繰り返す状況は、バッテリーにとって最も過酷な条件のひとつです。
そして普段乗らない距離を一気に走ることです。福山市内での買い物中心の使い方なら問題なかった車でも、往復数百キロの高速走行になると隠れていた不具合が一気に表面化します。
大目商店にも毎年お盆前後に「帰省の途中で止まってしまった」というご連絡をいただきます。共通しているのは「特に問題を感じていなかった」というケースがほとんどだということです。短距離走行では出ない症状が、長距離で初めて出ることが多いのです。
夏に多いトラブルワースト3
JAFのロードサービス出動データによると、年間を通じて最も多いのがバッテリー上がり、次いでタイヤのパンクです。夏はこの2つがさらに増える傾向にあります。
出発前に自分でできるチェック
専門知識がなくてもできる確認項目です。出発の数日前に一度見ておくと安心です。
タイヤの空気圧と溝
空気圧は目視ではわかりません。ガソリンスタンドで測ってもらうのが確実です。大目商店の3店舗でも給油のついでに無料で確認できます。溝の深さは、タイヤの溝の中にある「スリップサイン」(三角マークの延長線上にある盛り上がり)が表面と同じ高さになっていたら交換時期です。
あわせて、タイヤの側面にひび割れや膨らみ(コブのような盛り上がり)がないかも見てください。膨らみがある場合はバーストの前兆なので、走行せずにご相談ください。
ウォッシャー液と冷却水
夏は虫の付着でフロントガラスが汚れやすくなります。ウォッシャー液は満タンにしておきましょう。冷却水(クーラント)はボンネットを開けてリザーバータンクの「LOW」と「FULL」の間にあるかを確認します。極端に少ない場合はどこかで漏れている可能性があります。
灯火類の点灯確認
ブレーキランプは自分では気づきにくい部分です。壁の前で誰かにブレーキを踏んでもらうか、後方の反射を確認してみてください。球切れのまま走ると追突リスクが上がります。
出発前チェックリスト
- タイヤの空気圧を測ってもらった
- タイヤの溝・ひび割れ・膨らみを確認した
- ウォッシャー液を補充した
- 冷却水がLOW〜FULLの間にある
- ヘッドライト・ブレーキランプ・ウインカーが全て点灯する
- エアコンがしっかり冷えることを確認した
- ワイパーゴムが劣化していない(夏の夕立に備えて)
プロに見てもらうべきポイント
自分では判断が難しく、整備士の点検が必要な部分もあります。
| 点検項目 | プロに見てもらうべき理由 |
|---|---|
| バッテリーの状態 | 専用テスターで劣化度を数値で確認できます。見た目では判断できません |
| ブレーキパッドの残量 | タイヤを外さないと確認できません。長距離走行では摩耗が進みます |
| エンジンオイルの状態 | 量だけでなく汚れ具合の判断が必要です |
| ベルト類の張り・ひび割れ | 切れると走行不能になる部品です |
| エアコンの冷媒ガス | ガス漏れの有無は専用機器での診断が必要です |
大目商店では、お盆前の点検を承っています。「これから帰省で長距離を走る予定」とお伝えいただければ、長距離走行を想定した重点的なチェックを行います。給油のついでの短時間確認から、しっかりした点検まで、ご都合に合わせて対応いたします。
エアコンの効きが気になる方は、車のエアコンが効かない原因と正しい対処法もあわせてご覧ください。
毎年8月に入ると点検・修理のご依頼が急増します。8月上旬までにご連絡いただけると、余裕を持って対応できます。出発直前に不具合が見つかっても部品の手配が間に合わないことがありますので、早めの点検をお勧めします。
もしもの時の備え
どれだけ点検しても、突発的なトラブルの可能性はゼロにはなりません。出発前に次の3点を確認しておくと安心です。
ロードサービスの連絡先を確認しておきましょう。JAF会員証、または加入している自動車保険のロードサービス番号をスマホに登録しておくと、慌てずに済みます。任意保険にロードサービスが付帯している場合も多いので、証券を確認してみてください。
飲料水を多めに積んでおくことも大切です。渋滞中や路上待機中にエアコンが使えない状況になると、熱中症のリスクが一気に高まります。特にお子様・ご高齢の方が同乗する場合は必須です。
スペアタイヤ・パンク修理キットの有無を確認しておきましょう。最近の車はスペアタイヤを積んでいないことが多く、代わりにパンク応急修理キットが積まれています。どこに入っているかだけでも把握しておくと違います。
※本記事の内容は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。
お盆前の点検のご相談は大目商店へお気軽にどうぞ。
赤坂SS:084-951-2334
山手SS:084-951-7666
曙東SS:084-953-5577
よくある質問
- Q. 点検にはどのくらい時間がかかりますか?
- A. 内容によって異なりますが、空気圧やバッテリーの簡易チェックであれば給油のついでに10分程度で確認できます。しっかりとした点検の場合は事前予約をいただければスムーズです。
- Q. バッテリーは何年で交換すべきですか?
- A. 一般的な寿命は2〜3年ですが、使用状況によって前後します。エアコンの使用が多い方、短距離走行が中心の方は劣化が早まる傾向があります。年数が近い方は帰省前にテスターでの確認をお勧めします。
- Q. タイヤの空気圧は自分で入れられますか?
- A. ガソリンスタンドの空気入れは基本的にセルフでも使えますが、適正値がわからない場合はスタッフにお声がけください。適正空気圧は運転席のドアを開けた内側のラベルに記載されています。大目商店では給油の際にお声がけいただければ点検・調整いたします。
- Q. 出発の前日でも点検してもらえますか?
- A. 簡易的な確認は当日でも対応可能です。ただし部品交換が必要になった場合、在庫状況によっては当日対応が難しいことがあります。できるだけ早めのご相談をお勧めします。